雅びる(読み)ミヤビル

デジタル大辞泉 「雅びる」の意味・読み・例文・類語

みや・びる【雅びる】

[動バ上一][文]みや・ぶ[バ上二]優美な感じがする。みやびやかである。「―・びた庭園の趣」
「梅の花夢いめに語らく―・びたる花とあれふ酒に浮かべこそ」〈・八五二〉
[類語]みやびやか優雅優美みやび高雅典雅風雅優形やさがた上品ゆかしい奥ゆかしいしとやかたおやか女性的エレガントドレッシー女らしい女女めめしい女くさい女振り女っ気婉麗えんれい優優典麗麗しい静淑優婉閑雅婉然楚楚そそ窈窕ようちょう端麗温雅物柔らか気高い気品雅趣高尚つつましいつつましやかしおらしい清雅高踏雅致﨟長ろうたける端雅都雅やんごとない高貴

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精選版 日本国語大辞典 「雅びる」の意味・読み・例文・類語

みや‐・びる【雅びる】

〘自バ上一〙 みや・ぶ 〘自バ上二〙 (「びる」は接尾語。「みや」は「宮」の意) 優美で上品である。しとやかである。風雅である。
書紀(720)神代下(図書寮本訓)「顔(かほ)色甚だ美(よ)く、容貌(かたち)且閑(ミヤヒ)たり」

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