女臭い(読み)オンナクサイ

デジタル大辞泉 「女臭い」の意味・読み・例文・類語

おんな‐くさ・い〔をんな‐〕【女臭い】

[形][文]をんなくさ・し[ク]
女性特有のにおいがする。また、女の気配がする。「―・い部屋
態度言動考え方などがいかにも女のようである。「作品には―・い表現があふれている」
[類語]女らしい女女めめしい女ぶり女っ気女性的優雅優美高雅典雅風雅優形やさがた上品ゆかしい奥ゆかしいしとやかたおやかみやびやかみやびエレガントドレッシー婉麗えんれい優優典麗麗しい静淑優婉閑雅婉然楚楚そそ窈窕ようちょう端麗温雅物柔らか気高い気品雅趣高尚つつましいつつましやかしおらしい清雅高踏雅致﨟長ろうたけるみやびる端雅都雅やんごとない高貴

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精選版 日本国語大辞典 「女臭い」の意味・読み・例文・類語

おんな‐くさ・いをんな‥【女臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
  2. 女性特有のにおいがある。また、女のけはいがある。⇔男臭い
    1. [初出の実例]「ただ何となく女臭いいきれの漂ってゐるのが名残だった」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉一一)
  3. 態度などがいかにも女のようだ。めめしい。
    1. [初出の実例]「子の出来てより心弱くなり女くさく物案じするやうなりしか」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉七八)

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