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骨格[人類] こっかく[じんるい]skeleton of mankind

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

骨格[人類]
こっかく[じんるい]
skeleton of mankind

人類の骨格は,成人の場合,206個の骨と軟骨および関節から成る。骨格は体躯を形成し支持するとともに,付着している筋肉に従って受動的に運動を営む器官である。また頭蓋や体幹では骨が連接して腔所をつくり,内部の臓器を保護している。個々の骨の外面は,骨の成長や再生に重要な働きをする骨膜でおおわれている。骨質は,表層にあってきわめて固い緻密質と,内部にあって比較的もろい海綿質に分けられる。海綿質の多数の小腔の一部には骨髄が入っており,血球の生産にあずかっている。骨はカルシウム,リンその他の無機化合物と,膠様質などの有機化合物から成る。したがって,無機物やビタミンDなどの摂取が不足すれば,骨化が阻害され,骨折や骨の変形が起る。病原菌に対する抵抗力は比較的弱く,結核や梅毒,その他の細菌感染で骨質が侵されることがある。

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