デジタル大辞泉
「日輪」の意味・読み・例文・類語
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にち‐りん【日輪】
[1] 〘名〙
① (形が丸く輪のようであるところからいう) 太陽の異称。
※
御堂関白記‐長和二年(1013)一二月一日「唯有天雲、日輪時々見」 〔
庾信‐鏡賊〕
※
浮世草子・当世芝居気質(1777)一「是太郎四郎
(しろと)日りんがいなじゃ、入て来て下あれといはれても」
[2] 小説。横光利一作。大正一二年(
一九二三)発表。
卑彌呼の伝説に基づく。度重なる
運命の皮肉のために冷酷残忍な女に変貌した卑彌呼の復讐欲と征服欲を描く。新感覚派文学の代表作。
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日輪 にちりん
1272-1359 鎌倉-南北朝時代の僧。
文永9年生まれ。日蓮宗。日朗に師事し,文保(ぶんぽ)2年相模(さがみ)比企谷(ひきがやつ)妙本寺と武蔵(むさし)池上本門寺の住持となる。下野(しもつけ)宇都宮妙勝寺,相模大磯(おおいそ)妙輪寺などをひらいた。延文4=正平(しょうへい)14年4月4日死去。88歳。下総(しもうさ)平賀(千葉県)出身。俗姓は平賀。通称は大経阿闍梨(あじゃり),治部公。
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普及版 字通
「日輪」の読み・字形・画数・意味
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