世を去る(読み)ヨヲサル

デジタル大辞泉 「世を去る」の意味・読み・例文・類語

・る

死ぬ。「若くして―・る」
[類語]死ぬ死する没するめいする事切れる身罷みまか先立つ旅立つ絶命する絶息する永眠する息を引き取る冷たくなるえなくなる帰らぬ人となる不帰の客となる死出の旅に出る亡き数に入る鬼籍に入る幽明さかいことにする黄泉こうせんの客となる命を落とす亡くなる果てる眠るたおれる死去する死亡する死没する物故する瞑目めいもくする逝去せいきょする長逝ちょうせいする永逝えいせいする他界する昇天する往生おうじょうする落命する急逝きゅうせいする急死する頓死とんしする横死する憤死する夭折ようせつする夭逝ようせいする人死に物化まかくたばる絶え入る消え入るはかなくなる絶え果てる空しくなる仏になる朽ち果てる失命夭死臨終ぽっくりころり突然死即死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世を去る」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 を 去(さ)

  1. この世を去る。死ぬ。世を辞す。
    1. [初出の実例]「うちつづき世をさらむきざみ心苦しく」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)
  2. 俗世をのがれ去る。隠遁(いんとん)または出家する。世をのがれる。
    1. [初出の実例]「今はと世をさり給ふべきほど、近くおぼし設くるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)幻)

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