憤死(読み)フンシ

デジタル大辞泉 「憤死」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「憤死」の意味・読み・例文・類語

ふん‐し【憤死】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 憤って死ぬこと。憤慨のあまり死ぬこと。
    1. [初出の実例]「主人の憤死(フンシ)を遂たること是咸(みな)安藤閣老の成す所為なりと」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈条野有人〉初)
  3. 野球で、ランナーが惜しいところでアウトになること。
    1. [初出の実例]「小川の遊撃ゴロ二塁に致されて憤死(フンシ)す」(出典:日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉二A対一早軍惜敗す)

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普及版 字通 「憤死」の読み・字形・画数・意味

【憤死】ふんし

いきどおり死ぬ。〔輟耕録二十五、秦蜀を論ず〕夫(そ)れ(曹)操の姦雄なるを以て、其の王、其のほ必ず天子の命を待つ。(曹)丕のを以てするも、亦必ず獻の禪(ゆづ)りを待てり。

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