瞑する(読み)メイスル

デジタル大辞泉 「瞑する」の意味・読み・例文・類語

めい・する【×瞑する】

[動サ変][文]めい・す[サ変]
目をとじる。目をつぶる。また、眠る。「―・して思索にふける」
心安らかに死ぬ。往生する。「もって―・すべし」
[類語](2死ぬ行く亡くなる没する果てるくたばるみまかる死する眠るたおれる事切れる先立つ旅立つ死去する死亡する死没する物故する絶命する絶息する永眠する瞑目めいもくする逝去せいきょする長逝ちょうせいする永逝えいせいする他界する昇天する往生おうじょうする落命する急逝きゅうせいする急死する頓死とんしする横死する憤死する夭折ようせつする夭逝ようせいする息を引き取る冷たくなるえなくなる世を去る帰らぬ人となる不帰の客となる死出の旅に出る亡き数に入る鬼籍に入る幽明さかいことにする黄泉こうせんの客となる命を落とす人死に物化まか絶え入る消え入るはかなくなる絶え果てる空しくなる仏になる朽ち果てる失命夭死臨終ぽっくりころり突然死即死

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精選版 日本国語大辞典 「瞑する」の意味・読み・例文・類語

めい‐・する【瞑】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]めい・す 〘 自動詞 サ行変 〙
  2. 目を閉じる。目をつぶる。また、ねむる。
    1. [初出の実例]「寡言の三郎は〈略〉盲の如く瞑(メイ)した」(出典黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)
  3. 安らかに死ぬ。往生する。
    1. [初出の実例]「彼れは快よく瞑(メイ)する事が出来る」(出典:うつせみ(1895)〈樋口一葉〉四)

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