長逝(読み)チョウセイ

デジタル大辞泉 「長逝」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐せい〔チヤウ‐〕【長逝】

[名](スル)死ぬこと。永眠逝去。「心臓麻痺でにわかに長逝した」
[類語]死ぬ死亡死去死没永逝永眠往生逝去他界物故絶息絶命大往生お陀仏死する辞世成仏昇天崩御薨去卒去瞑目落命急逝夭折夭逝亡くなる没する果てる眠るめいするたおれる事切れる身罷みまか先立つ旅立つ急死する頓死とんしする横死する憤死する息を引き取る冷たくなるえなくなる世を去る帰らぬ人となる不帰の客となる死出の旅に出る亡き数に入る鬼籍に入る幽明さかいことにする黄泉こうせんの客となる命を落とす人死に物化まかくたばる絶え入る消え入るはかなくなる絶え果てる空しくなる仏になる朽ち果てる失命夭死臨終ぽっくりころり突然死即死

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精選版 日本国語大辞典 「長逝」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐せいチャウ‥【長逝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遠くへ行くこと。〔曹植‐七哀詩〕
  3. 永久に去ってかえらないこと。死ぬこと。逝去。永眠。
    1. [初出の実例]「右神亀五年戊辰大宰帥大伴卿之妻大伴郎女遇病長逝焉」(出典万葉集(8C後)八・一四七二・左注)
    2. 「芭蕉は〈略〉、元祿七年に長逝した」(出典:芭蕉雑記(1923‐24)〈芥川龍之介〉一三)
    3. [その他の文献]〔司馬遷‐報任少卿書〕

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普及版 字通 「長逝」の読み・字形・画数・意味

【長逝】ちよう(ちやう)せい

遠行。また、死。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕是れ僕、已(すで)に懣(ふんまん)を舒(の)べて以て、左右に曉(さと)すことを得ず。則ち長の魂魄私恨、窮まること無(な)からん。ふ、略(ほぼ)固陋を陳(の)べん。

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