宮窪[町](読み)みやくぼ

百科事典マイペディアの解説

宮窪[町]【みやくぼ】

愛媛県北部,越智(おち)郡の旧町。芸予諸島大島東部と四阪島を含む。花コウ岩の石材を産し,ミカン栽培が盛ん。杜氏(とうじ)の出稼(でかせぎ)で知られ,一本釣などの漁業も行われる。村上水軍能島(のしま)城跡(史跡)がある。今治(いまばり)市との間にフェリーボートが通じ,1988年伯方(はかた)島との間に本州四国連絡橋尾道〜今治ルート(西瀬戸自動車道)の伯方大島大橋が開通した。2005年1月越智郡玉川町,波方町,大西町,菊間町,吉海町,伯方町,上浦町,大三島町,関前村,朝倉村と今治市へ編入。18.38km2。3735人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

みやくぼ【宮窪[町]】

愛媛県北東部,越智(おち)郡の町。今治市北東にある大島の東半分と,沿岸の見近島,鵜島,能(の)島,九十九(つくも)島などのほか,南東約10kmの燧(ひうち)灘にあり,住友金属の製錬所が置かれた四阪島からなる。人口3922(1995)。吉海町との境にある念仏山(382m)を最高峰とする急峻な地形で,集落は海岸部に立地。平安時代末期,大島には醍醐寺領大島荘が置かれ,町域はその〈甘原方〉であった。南北朝~室町期には小早川氏が地頭職を有している。

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