斬新(読み)ザンシン

デジタル大辞泉 「斬新」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「斬新」の意味・読み・例文・類語

ざん‐しん【斬新・嶄新】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物事風情や趣向が、きわだって新しいさま。目新しいさま。
    1. [初出の実例]「斬新日月、特地乾坤」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・播州路金華山法雲昌国禅寺語録・暦応二年歳在己卯冬至日、迎接)
    2. 「嶄新な名案を呈出するに違ない」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐絶句〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「斬新」の読み・字形・画数・意味

【斬新】ざんしん

まあたらしい。〔甌北詩話、三〕(韓昌黎の詩)沈(期)・宋(之問)創(はじ)めて律詩を爲(つく)りより後、詩格已に備はらざる無し。昌黎(しやうれい)(韓)に至りて斬新開闢(かいへき)し、務めて人の未だらざるを爲せり。

字通「斬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android