斬新(読み)ザンシン

デジタル大辞泉 「斬新」の意味・読み・例文・類語

ざん‐しん【斬新】

[形動][文][ナリ]趣向発想などがきわだって新しいさま。「斬新技法」「斬新奇抜なアイデア」
[派生]ざんしんさ[名]
[類語]ナウナウいヒップトレンディー新しい真新しい最新新た目新しい新奇現代的先端的モダンアップツーデート耳新しい最新鋭最先端真っ新新式新機軸一生面初耳新説出来立てほやほやニューフレッシュ瑞瑞みずみずしい新鮮生鮮生新清新なま鮮度ぴちぴち取れ立て生き生き生生なまなましい初初ういういしい溌剌はつらつホット新味新風新品生き活気新進新進気鋭新鋭新星

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精選版 日本国語大辞典 「斬新」の意味・読み・例文・類語

ざん‐しん【斬新・嶄新】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物事風情や趣向が、きわだって新しいさま。目新しいさま。
    1. [初出の実例]「斬新日月、特地乾坤」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・播州路金華山法雲昌国禅寺語録・暦応二年歳在己卯冬至日、迎接)
    2. 「嶄新な名案を呈出するに違ない」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐絶句〕

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普及版 字通 「斬新」の読み・字形・画数・意味

【斬新】ざんしん

まあたらしい。〔甌北詩話、三〕(韓昌黎の詩)沈(期)・宋(之問)創(はじ)めて律詩を爲(つく)りより後、詩格已に備はらざる無し。昌黎(しやうれい)(韓)に至りて斬新開闢(かいへき)し、務めて人の未だらざるを爲せり。

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