デジタル大辞泉 「溌剌」の意味・読み・例文・類語 はつ‐らつ【×溌×剌/×溌×溂/×蹳×剌】 [ト・タル][文][形動タリ]1 生き生きとして元気のよいさま。「―とした声」「生気―たる若者」2 魚が飛び跳ねるさま。「御贄みにへの錦鱗徒らに湖水の浪に―たり」〈太平記・九〉[類語]元気・士気・精気・意気・志気・景気・軒昂けんこう・盛ん・旺盛・衝天・鬱勃・清新・澎湃ほうはい・血気盛ん・きゃぴきゃぴ・いけいけ・のりのり・ぴちぴち・生き生き・活発・生生せいせい・おきゃん・おちゃっぴい・おませ・おしゃま・快活・精彩・活動的・動的・精力的・ダイナミック・エナジェティック・脂あぶらが乗る・水を得た魚うおのよう・情熱的・意欲的・熱狂的・熱情的・白熱的・激越・狂熱・熱烈・烈烈・熱血・熱っぽい・血が騒ぐ・パッショネート・ホット・エネルギッシュ・バイタリティー・ビビッド・フレッシュ・瑞瑞みずみずしい・新鮮・生鮮・生新・初初ういういしい・最新・トレンディー・新た・目新しい・斬新・最先端・真っ新さら・出来立て・ほやほや・新味・新風・新品・生き・活気・新進・新進気鋭・新鋭・新星 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「溌剌」の意味・読み・例文・類語 はつ‐らつ【溌剌・溌溂・剌】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① 魚が元気よくとびはねるさま。[初出の実例]「碧水浪清魚抜剌、青天雲霽鶴翔」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)四・暮春偶吟〈藤原茂明〉)[その他の文献]〔李白‐酬中都小吏攜斗酒双魚於逆旅見贈詩〕② 元気のよいさま。いきいきとしているさま。[初出の実例]「あまりに溌溂(ハツラツ)たる宇宙の刺激に堪えなくなった頭を、出来るならば、蒼い色の付いた、深い水の中に沈めたい位に思った」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by