更にも言わず(読み)サラニモイワズ

デジタル大辞泉 「更にも言わず」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「更にも言わず」の意味・読み・例文・類語

さらに【更に】 も 言(い)わず

  1. 一つ事柄について、それに言及するまでもないという気持を表わす。改めて言うまでもなく。もちろんのこと。さらにもあらず。
    1. [初出の実例]「うつつには更毛不得言(さらにモえいはず)夢にだに妹(いも)が袂をまきぬとし見ば」(出典万葉集(8C後)四・七八四)
    2. 「つらきをば更にも言はず人心哀れなるにもものをこそ思へ〈永福門院〉」(出典:玉葉和歌集(1312)恋三・一五六〇)

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