宜なるかな(読み)ウベナルカナ

デジタル大辞泉 「宜なるかな」の意味・読み・例文・類語


むべなるかな

うべなるかな」に同じ。

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「宜なるかな」の意味・読み・例文・類語

うべ【宜】 なる かな

  1. ( 「うべなり」の連体形感動助詞「かな」の付いたもの ) もっともなことであるなあ。本当にそうだよ。
    1. [初出の実例]「宜哉乎(ウヘナルカナ)、汝(いまし)天位(あまつくらひ)光臨(てりのぞ)みて、皇祖(みをや)の業(ついて)を承(う)けむこと」(出典日本書紀(720)綏靖即位前(北野本訓))
    2. 「母は死㒵にすがりて、よよよよと泣もむべなるかな」(出典:俳諧・おらが春(1819))

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