デジタル大辞泉
「当然」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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とう‐ぜんタウ‥【当然・当前】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① ( 形動 ) その事柄が、どう考えてもそうあるべきであること。そうであることが、なんら疑問の余地のないこと。あたりまえであること。また、そのさま。
- [初出の実例]「敵の欺かん事尤も当然(タウゼン)也」(出典:太平記(14C後)一九)
- 「且其説く所浅薄にして卑近なるが故に自今益其勢力を失ふは当前なり」(出典:偽悪醜日本人(1891)〈三宅雪嶺〉濁〈林辨次郎〉)
- [その他の文献]〔資治通鑑‐宋紀〕
- ② ⇒とうぜん(当前)
- [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) その事柄が、どう考えても疑問の余地のないさまを表わす語。
- [初出の実例]「当然かう言ふ例のやうに区別しなければなりません」(出典:侏儒の言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉批評学)
当然の補助注記
日本では、「当前」と書かれる例もあり、それを訓読して「あたりまえ」ということばが生じたと考えられる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「当然」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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