潮時(読み)シオドキ

デジタル大辞泉の解説

しお‐どき〔しほ‐〕【潮時】

潮の満ちる時、また、引く時。
物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。「潮時を待つ」「ピッチャー交代の潮時
時間。特に、一日のうちで出産や死亡の多く起こる時間。潮の干満の時刻に合わせて起こるからという。
[補説]2について、文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「ちょうどいい時期」で使う人が60.0パーセント、本来の意味ではない「ものごとの終わり」で使う人が36.1パーセントという結果が出ている。

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大辞林 第三版の解説

しおどき【潮時】

潮が満ちたり引いたりする時。 「満潮の-にかかる」
物事をするのにちょうどよい時。 「 -を見計らう」 「物には-というものがある」

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精選版 日本国語大辞典の解説

しお‐どき しほ‥【潮時】

〘名〙 (古く「しおとき」とも)
潮水が満ちる、また、引く時。
※伊勢記(1186)「しほときいかがあらむ、いまはみなとにはのぞみぬらむかし」
物事を行なったりやめたりするのに適する時。好機。
雑俳大黒柱(1713)「むりにまでしほ時の有る男にて」
③ 時期。時間。特に出産や死亡の時についていう。
※俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)寄合車座にゐていらつ門出 塩時のよきとさいさいつけて来ぬ」
大つごもり(1894)〈樋口一葉〉下「今朝よりのお苦るしみに(シホドキ)は午後、初産なれば」
④ 潮が変化し、魚がよく餌(え)を食うようになった時をいう。

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