真向き(読み)マムキ

デジタル大辞泉 「真向き」の意味・読み・例文・類語

ま‐むき【真向き】

まっすぐに向かうこと。真正面。まむかい。
「ある距離から妻と―に立ちました」〈志賀・范の犯罪
正しい方向に向くこと。また、その向き。
「船は―になって水の面に浮かび出た」〈有島生れ出づる悩み
船の船尾正面全体の呼称真艫まとも。〈和漢船用集
[類語]正面真ん前前方向かい真向かい真っこうまとも真正面もろにもろ直接的真面まおもてじかじか直直じきじき直接ちょく単刀直入率直露骨ずばりざっくばらんずけずけあけすけストレートダイレクト歯にきぬ着せぬてきめん矢面やおもて差し向かい相対あいたいたいあからさまあらわむき出し赤裸赤裸裸公然ずばずば遠慮えげつないフランク遠慮会釈もないきっぱり断固毅然きぜん開けっ放し開けっ広げ不躾ぶしつけ身もふたもない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android