ずばずば(読み)ズバズバ

デジタル大辞泉 「ずばずば」の意味・読み・例文・類語

ずば‐ずば

[副]
核心に触れた事をためらわずに言うさま。「相手かまわずずばずば(と)言う」
思い切りよく、続けてするさま。「速球ずばずば(と)投げ込む」
[類語]口さがない口が悪い口うるさい口やかましい辛口毒舌ずけずけあけすけ歯にきぬ着せぬ直接的ちょくじかじか単刀直入直截ちょくせつ直接率直じきじき露骨ずばりざっくばらんストレートダイレクトぽんぽん開けっ広げ開けっ放し開放的あからさまおおっぴらあらわせき裸裸ららせき筒抜けガラス張り公然表沙汰フランクき出しえげつない遠慮会釈もない遠慮えんりょ言いたい放題啖呵たんかを切るもろにもろ正面真ん前前方向かい真向かい真向き真っ向真正面真面まおもて覿面てきめんまとも矢面やおもて差し向かい相対あいたいたいきっぱり断固だんこ毅然きぜん不躾ぶしつけ身もふたもない

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精選版 日本国語大辞典 「ずばずば」の意味・読み・例文・類語

ずば‐ずば

  1. 〘 副詞 〙
  2. ( 多く「と」を伴って用いる ) 思ったことを無遠慮にはばかりなく言うさま、核心に触れるようなことを容赦なく言うさまなどを表わす語。また、物事を思いきりよく続けて行なうさまを表わす語。ずわずわ。
    1. [初出の実例]「最う少しお行義を直してお給仕に出られるやう心がけてお呉れとずばすばといふに」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉三)
  3. 特に刃物などで容赦なく切り込むさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「剣術の極意は相手をずばずばと斬りさへすればいいのだ」(出典:正雪の二代目(1927)〈岡本綺堂〉一)

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