デジタル大辞泉 「直直」の意味・読み・例文・類語 じき‐じき〔ヂキヂキ〕【直直】 [副]人を介さずに本人が直接にするようす。じか。「総理が直直(に)指揮する」[類語]直接・直じき・無媒介・ダイレクト・直じかに・生なま・ストレート・直接的・直ちょく・直じか・単刀直入・直截ちょくせつ・率直・露骨・ずばり・ざっくばらん・ずけずけ・あけすけ・歯に衣きぬ着せぬ・もろに・もろ・正面・真ん前・前方・向かい・真向かい・真向き・真っ向・真正面・真面まおもて・てきめん・まとも・矢面やおもて・差し向かい・相対あいたい・対たい・あからさま・あらわ・むき出し・赤裸・赤裸裸・公然・ずばずば・無ぶ遠慮・えげつない・フランク・遠慮会釈もない・きっぱり・毅然きぜん・開けっ放し・開けっ広げ・不躾ぶしつけ・身も蓋ふたもない・手ずから・みずから・身を以て・自発的・親しく・アクティブ・アグレッシブ・故意・作為・作為的・意識的・意図的・未必の故意・ことさら・自主的・主体的・意欲的・能動的・積極的・精力的・好んで・あえて・進取・進んで・求めて・喜ぶ・喜んで・前向き・乗り気・我先・我勝ち・えいやっと・我劣らじと・わざとらしい・止むに止まれぬ・及ばずながら・献身的・強気・強引・押して・努めて・曲げて・断固・断然・思い切って・伸のるか反るか・思う様・思う存分・存分・思いのまま・力一杯・精一杯・率先・果敢・惜しみない・意気込む・本腰・本腰を入れる・入れ込む・ひたむき・奮って・活動的・わざわざ・わざと・強いて・たって・ことさら・我も我も・しゃかりき・しゃにむに・どしどし・ポジティブ なお‐なお〔なほなほ〕【直直】 [形動ナリ]まっすぐなさま。すなおなさま。「ひさかたの天路は遠し―に家に帰りて業なりをしまさに」〈万・八〇一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「直直」の意味・読み・例文・類語 なおなお‐しなほなほ‥【直直】 〘 形容詞シク活用 〙① すべてが平均的であって、よくも悪くもない時にいう。いかにも平常であるさま。平凡なさま。[初出の実例]「かへりごと、なほなほし」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)② 平凡でよくない、という評価を込めて用いられる。つまらない、劣っている、賤しいなど。[初出の実例]「なをなをしく下れるきはのすき物どもに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上) なお‐なおなほなほ【直直】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 「なお(直)」を強めた言い方。まっすぐなさま。すなおなさま。従順なさま。[初出の実例]「ひさかたの天路は遠し奈保奈保爾(ナホナホニ)家に帰りて業(なり)をしまさに」(出典:万葉集(8C後)五・八〇一)→なおなおし(直直) じき‐じきヂキヂキ【直直】 〘 副詞 〙 ( 「に」「の」を伴って用いることもある ) 他人を経ないで直接するさまを表わす語。直接。じかに。[初出の実例]「ぢきぢきにはゑんりょあれば」(出典:浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)四)「直き直きの話にも聞いて」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by