百科事典マイペディア 「鳥羽[市]」の意味・わかりやすい解説 鳥羽[市]【とば】 三重県志摩半島北東部の市。1954年市制。伊勢湾口に臨む鳥羽港を中心に市街が発達,参宮線,近鉄鳥羽・志摩線が通じる。九鬼水軍の拠点,鳥羽藩の城下町,江戸〜大坂の帆船寄港地として栄え,現在は漁業基地で,ノリ,カキの養殖,イセエビ,サザエ,アワビを特産。答志島,菅島があり,日和(ひより)山,日向(ひなた)島など観光地も多く,伊勢志摩国立公園観光の一中心。ミキモト真珠島など真珠関連の観光施設,宿泊施設もあり,パールロード,伊勢志摩スカイラインも走る。師崎・伊良湖岬間にフェリー,蒲郡間に水中翼船が通じる。107.34km2。2万1435人(2010)。→関連項目板倉氏 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報