デジタル大辞泉
「ふらり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふらり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 物がゆれ動いたり、足がふらついたりするさまを表わす語。
- [初出の実例]「ふらりとするぞくゎんす成けり 大ふぐり身をば自在にもちかねて」(出典:俳諧・竹馬狂吟集(1499)一〇)
- ② 予期しない事態や、意識しない動作の様子を表わす語。
- [初出の実例]「この吾が顔を、うつしたる鏡を、ふらりとなげて」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
- ③ はっきりとした目的もなく突然、出て行ったりやって来たりするさまを表わす語。ぶらっと。ぶらり。
- [初出の実例]「ふらりと出る祇薗松原 下帯や二条三条さかるらん〈貞因〉」(出典:俳諧・物種集(1678))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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