デジタル大辞泉 「飄飄」の意味・読み・例文・類語
ひょう‐ひょう〔ヘウヘウ〕【×飄×飄】
1 風の吹くさまや、その音を表す語。
「耳元で風が―と鳴り続けた」〈火野・土と兵隊〉
2 風に吹かれてひるがえるさま。
「風に揉まれる煙の如く―と舞いながら」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
3 足元がふらついているさま。また、目的もなくふらふらと行くさま。
「船は流れのまにまに―と軽く行くのである」〈木下尚江・良人の自白〉
4 考えや行動が世間ばなれしていて、つかまえどころのないさま。「前ぶれもなく
[類語](4)飄逸・ふらっと・ふらり・ぶらり・ふらふら・ぶらぶら・ひょい・ひょっこり・突然・打ち付け・ぶっつけ・急・にわか・出し抜け・