(読み)シュウ

デジタル大辞泉 「修」の意味・読み・例文・類語

しゅう【修】[漢字項目]

[音]シュウ(シウ)(漢) シュ(呉) [訓]おさめる おさまる
学習漢字]5年
〈シュウ〉
あやをつけて形よく見せる。「修辞修飾
手を加えてなおす。「修正修繕修築修理改修補修
人格をみがく。学問技芸を身につける。「修学修身修道修養研修自修専修せんしゅう必修履修
関係をうまく保つ。「修好
資料をまとめて書物に仕上げる。「修史監修撰修せんしゅう編修
〈シュ〉学業、特に仏道をおさめる。「修行修法しゅほう・ずほう修験道専修せんじゅ
[名のり]あつむ・おさ・おさむ・さね・なお・なが・ながき・ながし・のぶ・のり・ひさ・まさ・みち・もと・もろ・やす・よし・よしみ

しゅ【修/衆】[漢字項目]

〈修〉⇒しゅう
〈衆〉⇒しゅう

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精選版 日本国語大辞典 「修」の意味・読み・例文・類語

しゅ【修】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。修行のこと。
    1. [初出の実例]「修行の用心をさづくるにも、修のほかに証をまつおもひなかれとをしふ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)辨道話)

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普及版 字通 「修」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 10画

[字音] シュウ(シウ)・シュ
[字訓] きよめる・おさめる

[説文解字]
[その他]

[字形] 会意
攸(ゆう)+彡(さん)。攸は人の背後に水をかけて洗う形で、みそぎをすること。彡は清められたことを示す記号的な文字。修祓を示す字である。〔説文〕九上に「るなり」とあり、払飾する意。修祓・修禊が字の本義。それより修治・修理の意となり、修辞・修の意となる。修祓のとき用いるものは條(条)、それで滌(あら)うことを滌(でき)という。

[訓義]
1. きよめる、はらう、ぬぐう。
2. おさめる、おこなう、しあげる。
3. つくろう、なおす、かざる。
4. ならう、もうける。
5. よい、うやまう、すぐれる。
6. 脩と通じ、ながい、たかい。

[古辞書の訓]
名義抄〕修 ヲサム・ツクル・カギル・オコナフ・カザル/修理 ツクロフ 〔字鏡集〕修 カザル・ヲサム・ナガシ・ツクル・ツクロフ・ノブ・ナソ・オコナフ・コトハル・シタガフ・ツトム・ナヲ・シタガフ・カマフ・ヒラク

[語系]
修siu、攸・悠jiuは声義近く、みな修祓のことに関するもので、一系の語である。*語彙は脩字条参照。

[熟語]
修哀・修衣・修為・修偉修怨・修・修遠・修家修改・修革修隔・修学修完・修竿・修業・修謹・修禊修景・修芸・修潔・修・修剣・修己・修古修交・修好・修行・修毫・修斎・修纂・修士・修史・修祀・修辞・修持・修緝・修浚・修濬・修潤・修除・修飾・修身・修心・修真・修慎・修正・修生・修成・修性・修整・修先・修・修繕・修阻・修蛇・修態・修能・修短・修治・修竹・修長・修張・修飭・修勅・修定・修訂・修程・修典・修道・修徳・修波・修廃・修眉・修備・修稟・修武・修廡・修復・修文・修輔・修俸・修睦・修名修明・修夜・修容・修養・修理・修立・修・修齢・修廉・修修練・修路・修和
[下接語]
聿修・允修・永修・改修・学修・監修・兼修・虔修・好修・刪修・纂修・自修・辞修・信修・慎修・新修・清修・静修・専修修・前修・善修・繕修・素修・造修・重修・追修・必修・復修・編修・補修・履修・礼修

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