精選版 日本国語大辞典 「修」の意味・読み・例文・類語
しゅ‐・する【修】
〘他サ変〙 しゅ・す 〘他サ変〙 (「しゅ」は「修」の呉音)
① 収納する。保管する。おさめる。しゅうする。
※延喜式(927)一一「先下二符民部省一。省修レ符請レ印。不レ得三直下二符於国一」
② 訓練によって身につける。修練する。おさめる。しゅうする。
※霊異記(810‐824)上「追ひ求むれども、到る所を知ら不るが故に、為に福を修す」
※高野本平家(13C前)三「大法秘法一として残る処なう修(シュ)せられけり」
④ つくろう。なおす。修繕する。
※玉塵抄(1563)七「諸楽の音律のちがい参差したを修しなをして、均うととのえさせられたぞ」
しゅう‐・する シウ‥【修】
〘他サ変〙 しう・す 〘他サ変〙
① おさめる。身につける。修得する。しゅする。
※改正増補和英語林集成(1886)「Shū シウ 修。ガクモン ヲ shūsuru(シュウスル)」
② ととのえる。始末する。
③ かざる。修飾する。
※随筆・孔雀楼筆記(1768)序「清先生不レ設二城府一。不レ修二辺幅一」
ず‐・す【修】
〘他サ変〙 身を修める。修行する。しゅする。
※随筆・花月草紙(1818)二「いかにしてかくも心の掟正しくずし給ひしや」
しゅう‐・す シウ‥【修】
〘他サ変〙 ⇒しゅうする(修)
しゅ‐・す【修】
〘他サ変〙 ⇒しゅする(修)
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