微少(読み)ビショウ

デジタル大辞泉 「微少」の意味・読み・例文・類語

び‐しょう〔‐セウ〕【微少】

[名・形動]ごくわずかなこと。また、そのさま。「微少分量
[類語]僅少きんしょう些少さしょう少ない少し少しく少少少数少量僅僅きんきんわずか数えるほど少なめ軽少微微最少微量一つまみ一握り一抹紙一重すずめの涙残り少ないちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三たったただたかだかしばらくなけなし低い手薄内輪軽微微弱ちびちび一息鼻の差ちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり

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精選版 日本国語大辞典 「微少」の意味・読み・例文・類語

び‐しょう‥セウ【微少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめてすくないこと。非常にわずかなこと。また、そのさま。僅少。みしょう。
    1. [初出の実例]「心散乱して、善根微少也」(出典:今昔物語集(1120頃か)一五)
    2. 「微少ながらと述べければ、御使がらと申し御丁寧なる御ことと、互の礼義あさからず」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)下)

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