軽少(読み)ケイショウ

デジタル大辞泉 「軽少」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「軽少」の意味・読み・例文・類語

けい‐しょう‥セウ【軽少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. すこし。わずか。いささか。
    1. [初出の実例]「女郎花山より送る窓によりて〈安井〉 手紙の露は軽少ながら〈徳斎〉」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第九五)
  3. 軽いことと少ないこと。転じて、つまらないこと。重大でないこと。軽小。
    1. [初出の実例]「本案件は貴方に於て軽少なりと言ふも、我に於ては重大事件にして」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)天津談判)
  4. 簡単。簡略。簡素。
    1. [初出の実例]「これは軽少(ケイセウ)な葬ひぢゃな」(出典滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)初)

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普及版 字通 「軽少」の読み・字形・画数・意味

【軽少】けいしよう

些細。

字通「軽」の項目を見る

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