紙一重(読み)カミヒトエ

デジタル大辞泉 「紙一重」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ひとえ〔‐ひとへ〕【紙一重】

1枚の紙の厚さほどのきわめてわずかな違い。「両者の実力は紙一重の差だ」
[類語]少ない少し少しく少少ちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三少数少量僅僅わずか数えるほどたったただたかだかしばらくなけなし低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少些少最少微量ちびちび一つまみ一握り一抹一息雀の涙鼻の差残り少ないちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪の垢小口ささやか寸毫プチ

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精選版 日本国語大辞典 「紙一重」の意味・読み・例文・類語

かみ【紙】 一重(ひとえ)

物と物との間に、わずかな隔てがあるさま。また、数量程度の差がきわめてわずかなさまのたとえ。
※米沢本沙石集(1283)一〇末「(わづか)に紙一重(ヒトヘ)へだてたる心地すれども未だ悟を開かずしてかく霊となれり」

かみ‐ひとえ ‥ひとへ【紙一重】

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