軽微(読み)ケイビ

デジタル大辞泉 「軽微」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「軽微」の意味・読み・例文・類語

けい‐び【軽微】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 程度がわずかであること。少しであること。また、そのさま。軽少。いささか。〔東寺百合文書‐ち・明徳五年(1394)四月二〇日・二十一口方評定引付〕
    1. [初出の実例]「軽微(ケイビ)発熱で床に這入った」(出典:続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉三七)
    2. [その他の文献]〔漢書‐食貨志〕

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普及版 字通 「軽微」の読み・字形・画数・意味

【軽微】けいび

わずか。〔漢書食貨志上〕夫(そ)れ珠玉金銀は、ゑてふべからず、(こご)えて衣(き)るべからず。然れども衆之れを貴ぶは、上之れを用ふるを以ての故なり。其の物爲(た)る輕にして臧(をさ)め易く、把握に在り。

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