軽微(読み)ケイビ

デジタル大辞泉 「軽微」の意味・読み・例文・類語

けい‐び【軽微】

[名・形動]被害損害などの程度がわずかであること。また、そのさま。多く、予想推定より軽い場合に用いる。「軽微な損害で済んだ」
[類語]少ない少し少しく少少少数少量僅僅きんきんわずか数えるほど少なめ軽少微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量一つまみ一握り一抹紙一重すずめの涙残り少ないちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三たったただたかだかしばらくなけなし低い手薄内輪微弱ちびちび一息鼻の差ちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり

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精選版 日本国語大辞典 「軽微」の意味・読み・例文・類語

けい‐び【軽微】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 程度がわずかであること。少しであること。また、そのさま。軽少。いささか。〔東寺百合文書‐ち・明徳五年(1394)四月二〇日・二十一口方評定引付〕
    1. [初出の実例]「軽微(ケイビ)発熱で床に這入った」(出典:続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉三七)
    2. [その他の文献]〔漢書‐食貨志〕

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普及版 字通 「軽微」の読み・字形・画数・意味

【軽微】けいび

わずか。〔漢書食貨志上〕夫(そ)れ珠玉金銀は、ゑてふべからず、(こご)えて衣(き)るべからず。然れども衆之れを貴ぶは、上之れを用ふるを以ての故なり。其の物爲(た)る輕にして臧(をさ)め易く、把握に在り。

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