デジタル大辞泉
「心行く」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こころ‐ゆ・く【心行】
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙
- ① 結ぼれていた心がとけて、満足する。念願を達して心が晴れ晴れする。気持がよく、快適である。→こころ(心)行く。
- [初出の実例]「世の中の物がたり、〈略〉聞きよきほどにかたりたる、いと心ゆく心地す」(出典:枕草子(10C終)三一)
- 「澄み渡る秋の空が鏡の如く光るは心行(ココロユ)く眺めである」(出典:幻影の盾(1905)〈夏目漱石〉)
- ② 乗り気になる。気に入る。
- [初出の実例]「初めより、母御息所は、をさをさ心ゆき給はざりしを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)
こころ【心】 行(ゆ)く
- ① 思う心が相手に届く。
- [初出の実例]「天雲の遠隔(そきへ)の極(きはみ)遠けども情志行(こころシゆけ)ば恋ふるものかも」(出典:万葉集(8C後)一・五五三)
- ② ふさいでいた気持が晴れて、満足する。念願を達して心が晴れ晴れする。
- [初出の実例]「わが屋前(やど)に 花そ咲きたる そを見れど 情毛不行(こころモゆかず)」(出典:万葉集(8C後)三・四六六)
- 「互にこころのゆく程泣きて後、佐殿涙を抑へて」(出典:義経記(室町中か)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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