満足りる(読み)ミチタリル

デジタル大辞泉 「満足りる」の意味・読み・例文・類語

みち‐た・りる【満(ち)足りる】

[動ラ上一]不足がなく十分である。十分に満足する。「―・りた生活」
[類語]足る満足満悦充足飽満自足自得会心・充足感・充実感・自己満足本望心行く堪能たんのうする満喫する安住する・安んずる甘んずる十分十全嬉しい楽しい面白い喜ばしい喜び愉快痛快結構喜悦有頂天納得慊焉けんえん三平思わしい上機嫌ご機嫌おんの字足りる足る舞い上がる満たす気を良くする溜飲りゅういんを下げる言うことなし気に意に適ううきうきうはうはわくわくいそいそぞくぞくフル十二分たっぷりたくさんなみなみ一杯がっつり無数多量盛り沢山豊富存分満杯満員満席満車満室満タン満点満幅飽和すべて全部全体全面文句無し完全完璧万全両全満点金甌きんおう無欠完全無欠百パーセントパーフェクト全くまった大丈夫無傷間然する所がない水も漏らさぬ非の打ち所がないもってこいタイムリー有り難い重宝有用有益絶好願ったり叶ったり願ってもない渡りに船格好頃合いあつらえ向き打って付けぴったり好個好適適する適う適える合う沿うそぐう適合適当合致即応同調フィット相応しか即する肌が合うくみし易いしかるべきマッチ究竟くっきょう合い口合目的リーズナブル好条件見合う匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない当を得る馬が合う息が合う順当どんぴしゃり所を得る最適つぼにはまる水を得たうおのよう結構尽くめ見事八方好し言うに及ばずコンプリートこよなく上上鮮やか圧巻あっぱれ上手えも言わずえも言われぬオールマイティー神業冠絶際立つ群を抜く傑出しびれる秀逸手練称賛上出来ずば抜ける卓出卓絶卓抜ける達成感超人的長ずる超絶天才的得意顔特出突出抜きん出る迫真抜群不朽水際立つ物の見事

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精選版 日本国語大辞典 「満足りる」の意味・読み・例文・類語

みち‐た・りる【満足】

  1. 〘 自動詞 ラ行上一 〙 ゆきわたって十分である。また、不足・不満がなく充実している。
    1. [初出の実例]「営養の充ち足りた艷々(つやつや)とした皮膚」(出典搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉殿さまお目ざめ)
    2. 「楽しい満ち足りた気持なのだ」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)

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