御の字(読み)オンノジ

デジタル大辞泉の解説

《江戸初期の遊里語から出た語。「御」のを付けて呼ぶべきほどのもの、のから》
非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めば御の字だ」
最上のもの。
「―の太夫」〈浮・諸艶大鑑・八〉
[補説]1について、文化庁が発表した平成20年度「国語に関する世論調査」では、「70点取れれば御の字だ」を、本来の意味とされる「大いにありがたい」で使う人が38.5パーセント、本来の意味ではない「一応、納得できる」で使う人が51.4パーセントという逆転した結果が出ている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

もと遊里語。という字を付けたくなるほどのもの、の意
たいへん結構な物。また、そのような人。 今の世の-の客/浮世草子・織留 3
ありがたいこと。満足なこと。 五千円なら-だ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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