御の字(読み)オンノジ

デジタル大辞泉「御の字」の解説

おん‐の‐じ【御の字】

《江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、のから》
非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めば御の字だ」
最上のもの。
「―の太夫」〈諸艶大鑑・八〉
[補説]1について、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「70点取れれば御の字だ」を、「大いにありがたい」と「一応、納得できる」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。
 平成20年度調査平成30年度調査
大いにありがたい
(本来の意味とされる)
38.5パーセント36.6パーセント
一応、納得できる
(本来の意味ではない)
51.4パーセント49.9パーセント

[類語]便宜好都合便利利便誂え向きタイムリー有り難いうれしい重宝ちょうほう有用有益簡便軽便至便もってこい格好頃合ころあ打って付けぴったり好個好適適する適う適える合う沿うそぐう向く似合う似つかわしいふさわしいしっくり当てはまる適合する適当する合致する即応する同調するフィットする程よい絶好願ったり叶ったり願ってもない渡りに船

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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