安んずる(読み)ヤスンズル

デジタル大辞泉の解説

やすん・ずる【安んずる】

[動サ変][文]やすん・ず[サ変]《形容詞「やすし」の語幹に「み」を添えた「やすみ」に、動詞「す」の付いた「やすみす」の音変化》
安らかになる。安心する。「この情勢ではまだまだ―・ずるわけにはいかない」
満足する。甘んずる。「こんな仕事に―・ずる自分ではない」
安心させる。「民心を―・ずる」
甘く見る。あなどる。
「汝が們(ともがら)までおれを―・じをる」〈滑・浮世床・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

やすんずる【安んずる】

( 動サ変 ) [文] サ変 やすん・ず
〔形容詞「やすし」の語幹に「み」と動詞「す」の付いた「やすみす」の転〕
やすらかになる。安心する。 「難問が解決し-・じて寝ることができる」
その状態のままで満足する。あまんじる。 「現状に-・ずる」 「小成に-・ずる」
やすらかにする。やすめる。 「如何してか…人民を-・じ候べき/太平記 35
軽く見る。あなどる。 「汝が們ともがらまでおれを-・じをる/滑稽本・浮世床

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