白川[村](読み)しらかわ

世界大百科事典 第2版の解説

しらかわ【白川[村]】

岐阜県北西部,大野郡の村。人口1893(1995)。庄川上流,両白山地内に位置し,西は白山をに石川県,北は人形山を境に富山県と接する。南隣の荘川村とともに白川郷と呼ばれ,大家族制と合掌造を特徴とする奥飛驒の秘境であった。庄川沿いを国道156号線が通じ,流域の河岸段丘上に集落耕地がある。村内を流れる庄川には椿原,鳩ヶ谷,御母衣(みぼろ),大白川の4ダムがあり,御母衣ダム建設(1961)では水没のため移転する人も多かった。

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百科事典マイペディアの解説

白川[村]【しらかわ】

岐阜県北西端,大野郡の村。富山・石川各県に接し,南北に流れる庄川の上流域を占める。大半が山林平坦地は少なく,石川県との境には霊山として名高い白山があり,登山口にもなっている。庄川沿いを南北に国道156号が,東西には国道360号が通じ,2002年には東海北陸自動車道も開通して,交通網の整備が劇的に進んだ。電源開発も各地で行われ,庄川とその支流には多くのダムが立地し,村の中心に近い鳩谷ダムや白山麓の大白川ダム,南部の御母衣(みぼろ)ダムなどは規模が大きい。観光資源も豊富で,西部の白山周辺は白山国立公園に属し,南部には平瀬温泉が湧くほか,荻町の合掌造集落は隣の富山県南砺市五箇山地区とともに世界遺産にも指定され,あまりにも有名。356.64km2。1733人(2010)。

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