日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 経済学(サミュエルソンの著書)けいざいがくEconomics P・A・サミュエルソンの書いた経済学の入門書。1948年の初版以来、近代経済学の典型的教科書として版を重ね、各国語に翻訳されて世界的ベストセラーとなる。彼は、一時は、ケインズ的マクロ分析と古典派的ミクロ分析を総合した「新古典派総合」の立場にたったが、その後この立場を捨て、各種の新理論を取り入れて編まれるようになった。[一杉哲也]『都留重人訳『経済学(原書第11版)』全二冊(1981・岩波書店)』[参照項目] | サミュエルソン | 新古典派総合 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例