ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「さいたま市」の意味・わかりやすい解説 さいたま〔市〕さいたま 埼玉県南東部に位置し,大宮台地,荒川および綾瀬川の沖積地に広がる市。県庁所在地。 2001年5月浦和市と大宮市と与野市が合併して発足。 2003年4月全国で 13番目の政令指定都市へ移行したのに伴い,西区,北区,大宮区,見沼区,中央区,桜区,浦和区,南区,緑区の9区が誕生,市役所は浦和区に置かれた。 2005年岩槻市を編入,岩槻区が誕生した。従来の業務核都市としての位置づけと相まって首都圏の一翼を担い,工業団地,商業施設,住宅の進出が著しい。文化・スポーツ施設,公園・緑地も整備され,彩の国さいたま芸術劇場,埼玉スタジアム 2002などは市外,県外から集客を見込む。荒川河川敷に国の特別天然記念物である田島ヶ原サクラソウ自生地,与野には国の天然記念物の大カヤがあるほか,国指定史跡として見沼通船堀がある。市域南東部は安行武南県立自然公園に属する。鉄道は JR東北新幹線,上越新幹線,東北本線,宇都宮線,高崎線,川越線,埼京線,武蔵野線,京浜東北線,東武鉄道野田線,埼玉高速鉄道,埼玉新都市交通線が,道路は東北自動車道,国道 16号線,17号線,122号線,463号線が通り,首都圏と東北地方,上信越を結ぶ交通の要衝となっている。面積 217.43km2。人口 132万4025(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本歴史地名大系 「さいたま市」の解説 さいたま市さいたまし 2001年5月1日:大宮市・与野市・浦和市が合併⇒【浦和市】埼玉県⇒【与野市】埼玉県⇒【大宮市】埼玉県 さいたま市さいたまし 2005年4月1日:さいたま市が岩槻市を編入し、岩槻区を設置⇒【さいたま市】[変更地名]埼玉県⇒【岩槻市】埼玉県 さいたま市さいたまし 2003年4月1日:さいたま市が政令指定都市となる⇒【さいたま市】[変更地名]埼玉県 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報