不全(読み)フゼン

デジタル大辞泉 「不全」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぜん【不全】

[名・形動]活動機能が完全でないこと。また、そのさま。不完全。「不全な機能」「発育不全
[類語]まだしもまだ曲がりなりにもえんやらやっとやっとのことでどうにかこうにかどうにかやっとようやくようようようやっと何とかかろうじてからくも危うくすんでのところやっとこさ間一髪どうかこうかかつがつどうやらこうやら危なくすんでのことすんでにあわや九死に一生を得るすれすれまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不全」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぜん【不全】

〘名〙 (形動) 必要な条件要素などがそろっていなくて十分でないこと。機能などが十全にはたらかないこと。また、そのさま。不完全。
正法眼蔵(1231‐53)仏向上事「七識不全といふは破木杓なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android