どうかこうか(読み)ドウカコウカ

デジタル大辞泉 「どうかこうか」の意味・読み・例文・類語

どうかこうか

どうにか。なんとか。どうにかこうにか。「どうかこうか食べていける」
[類語]えんやらやっとやっとのことでどうにかこうにかどうにかやっとようやくようようようやっと何とかかろうじてからくも危うくすんでのところでやっとこさ間一髪かつがつどうやらこうやら曲がりなりにも危なくすんでのことあわや九死に一生を得るすれすれまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないまだしもまだいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ最早もはや畢竟ひっきょう結局やはり所詮どの道いずれにしても結句遂にとどのつまり詰まるところ帰するところ詮ずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってもどっち道とにかく何しろ何せ何分なにぶん何分なにぶんにもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれすんでにほとんど

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精選版 日本国語大辞典 「どうかこうか」の意味・読み・例文・類語

どうか こうか

  1. 行為状態に関して決定しかねる気持を表わす。どうしようかこうしようか。どうがなこうがな。
    1. [初出の実例]「今内へは呼ばれまい、表に置いても目に立つ。どふかこふかと思案半ば」(出典:浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(1712頃)中)
  2. 「どうか」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「慈母もお里さんも、親類とってもなく、信切にして呉るから、何様(ドウ)か箇様(カウ)か出来らアな」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)二)
    2. 「学校の方はどうかかうか無事に勤まりさうだが」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉三)

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