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余っ程 ヨッポド

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デジタル大辞泉の解説

よっ‐ぽど【余っ程】

《「よきほど」の音変化。「余」は、江戸時代以降の当て字
[形動][文][ナリ]
かなりな程度であるさま。「―な金額でないとあの家は買えない」
ちょうどよいさま。
「城ノ普請ヲ―ニシナイタ」〈日葡
度をこえているので、もうその程度であってほしいさま。
「やい、かしましい、…―にほたえあがれ」〈浄・油地獄
[副]
1に同じ。「―くやしかったと見える」「その会社のほうが―労働条件がよい」
もう少しで、そうなってしまいそうなさま。あやうく。すんでのところで。「―行こうと思ったが、どうしても時間が取れなかった」
ほとんどそれに近いさま。およそのところ。だいたい。
「昭襄王からは―百余年であらうぞ」〈史記抄・秦始皇本紀〉

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大辞林 第三版の解説

よっぽど【余っ程】

〔「よきほど」の転。「余」は当て字〕
( 副 )
程度がはなはだしいさま。普通の程度を超えているさま。たいそう。ずいぶん。 「家にいた方が-ましだ」 「 -疲れていたとみえて、もう眠ってしまった」
(下に「(しよう)かと思った」を伴う)もう少しのところでそうなってしまいそうなさま。 「 -怒鳴りつけてやろうかと思ったが我慢した」
ちょうどよい程度であるさま。 「瑟の緒のあはひ広狭もなく-に寸法の有るを云ふぞ/毛詩抄 3
大体。およそ。 「物を知る器量があつたぞ、王戎と-同じやうにあつたぞ/蒙求抄 1
( 形動 ) [文] ナリ 
程度がはなはだしいさま。普通の程度を超えているさま。 「 -なことがないかぎり怒らない」 「あなたは-度胸のない方ですね/三四郎 漱石
すでに適当な程度を超えて、やめてもらいたいさま。いいかげん。 「 -にあがけよ、そこなぬくめ/浄瑠璃・鑓の権三 」 〔「よほど」より古く成立した語。現代語では、「よほど」をさらに強めた言い方として用いる〕

出典|三省堂
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