どうやらこうやら

精選版 日本国語大辞典 「どうやらこうやら」の意味・読み・例文・類語

どうやら こうやら

「どうやら①」を強めたいい方。どうなりこうなり。
浮世草子好色一代男(1682)七「やうやう四つの鐘のなる時、どうやらかうやらへの字なりに、埒明させて」

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デジタル大辞泉 「どうやらこうやら」の意味・読み・例文・類語

どうやら‐こうやら〔‐かうやら〕

[副]やっとのことで。どうにかこうにか。「どうやらこうやら及第した」
[類語]えんやらやっとやっとのことでどうにかこうにかどうにかやっとようやくようようようやっと何とかかろうじてからくも危うくすんでのところでやっとこさ間一髪どうかこうかかつがつ曲がりなりにも危なくすんでのことあわや九死に一生を得るすれすれまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないまだしもまだいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

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