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未だし イマダシ

デジタル大辞泉の解説

いまだ・し【未だし】

[形シク]《副詞「いまだ」の形容詞化》まだその時に達していないさま。まだ早い。未熟だ。現代語でも終止形を体言的に用いることがある。「理論上は解明できたが、実現には―・しの感がある」
「―・しき学者の、心はやりて言ひ出づることは」〈玉勝間・一〉

まだ・し【未だし】

[形シク]《副詞「まだ」の形容詞化》
まだその時期に達していない。
「花盛りは―・しきほどなれど」〈・少女〉
まだ準備が整わない。不十分だ。
「文やり給ひつや。―・しくは、かう書きてやり給へ」〈落窪・二〉
未熟である。
「琴、笛など習ふ。又さこそは―・しき程は」〈・一五八〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

いまだし【未だし】

( 形シク )
まだその時期ではない。時期尚早だ。現代語でも、「―の感がある」のように終止形を体言的に用いる場合がある。 「没せし時は-・しき時なり/海道記」

まだし【未だし】

( 形シク )
〔副詞「まだ」の形容詞化〕
まだその時期になっていない。機が熟さない。いまだし。 「五月来ば鳴きもふりなむほととぎす-・しき程の声を聞かばや/古今
まだ整わない。まだ十分でない。 「末なむ-・しき/蜻蛉

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