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倭文神社 しどりじんじゃ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

倭文神社
しどりじんじゃ

鳥取県湯梨浜町東郷にある神社。「しずりじんじゃ」とも称す。祭神はタケハツチノミコトほか6柱。『延喜式』では国幣小社に列していた。 1915年に,僧京尊が康和5 (1103) 年につくった境内の経塚から同年の銘のある銅製経筒が発見され,それによると伯耆国一宮であることが記されており,平安後期には一宮とされていたことがわかる。

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デジタル大辞泉の解説

しずり‐じんじゃ〔しづり‐〕【倭文神社】

鳥取県東伯郡湯梨浜(ゆりはま)町にある神社。祭神は建葉槌命(たけはづちのみこと)ほか六神。織物・安産の神。伯耆(ほうき)一の宮

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百科事典マイペディアの解説

倭文神社【しとりじんじゃ】

鳥取県東伯郡湯梨浜町宮内に鎮座。旧国幣小社。建葉槌(たけはづち)命などをまつる。延喜式内社とされ,伯耆(ほうき)国の一宮。例祭は5月1日。金銅観世音菩薩立像等の経塚出土品がある。
→関連項目東郷[町]

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デジタル大辞泉プラスの解説

倭文(しとり)神社

鳥取県東伯郡湯梨浜町にある神社。創祀は不明。祭神は健葉槌命(たけはづちのみこと)、下照姫命(したてるひめのみこと)など。伯耆国一之宮。安産の神として信仰を集める。名称は同地の主産業が倭文織(しずおり)と呼ばれる織物であったことから。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

倭文神社
しどりじんじゃ

鳥取県東伯(とうはく)郡湯梨浜(ゆりはま)町宮内(みやうち)に鎮座。伯耆(ほうき)国一宮(いちのみや)。旧国幣小社。祭神は主神の建葉槌命(たけはつちのみこと)と相殿(あいどの)神下照姫命(したてるひめのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、建御名方命(たけみなかたのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、天稚彦命(あめのわかひこのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を祀(まつ)る。社名の「倭文」は「しずおり」の転訛(てんか)で、織物の名。古くこの地方で織物が発達していたため、冠せられたものと思われる(祭神の建葉槌命は倭文部(べ)の祖)。神階は856年(斉衡3)従(じゅ)五位上、940年(天慶3)正三位(さんみ)を授けられる。境内から出土した「康和(こうわ)五年」(1103)銘の銅経筒の願文によれば、平安後期には一宮として伯耆国の崇敬を集めていたようである。境内の経塚は国指定史跡(伯耆一宮経塚)。社宝は経塚出土品(国宝)で、前記の銅経筒のほか、奈良時代の制作と思われる金銅観音菩薩立像(ぼさつりゅうぞう)、銅板線刻弥勒(みろく)立像などを含む(東京国立博物館出陳)。例祭日5月1日。[阪本是丸]

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世界大百科事典内の倭文神社の言及

【一宮】より

…古代末期より中世初頭にかけてつけられたことに始まる社格の一種。《今昔物語集》に周防国の一宮玉祖大明神の名のみえるのが文献上の初見とされ,鳥取県の倭文(しどり)神社境内より出土の康和5年(1103)銘の経筒にも一宮の語がみられるが,およそそのころよりの呼称とみられる。それは,神祇官や国司が公式に定めつけたものではなく,民間でつけられたもので,それも諸国同時でなく,1165年(永万1)の〈神祇官諸社年貢注文〉よりも察せられるように,古代末期より中世初頭にかけ,逐次国ごとにつけられ,全国に及んだものとみられる。…

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