光明(読み)コウミョウ

デジタル大辞泉 「光明」の意味・読み・例文・類語

こう‐みょう〔クワウミヤウ〕【光明】

《「こうめい」とも》
1 あかるい光。光輝。
2 あかるい見通し。希望。「前途に光明を見いだす」
3 仏語。仏・菩薩ぼさつの心身から発する光。慈悲や智慧ちえを象徴する。
[類語](1)輝き・光輝・光彩・光・明かり・灯・灯火・ともし火・煌きらめき・光線・光耀こうよう・光芒こうぼう・閃光せんこう・ライト・明るみ・薄明かり・月明かり・星明かり・雪明かり・川明かり・花明かり・街明かり・窓明かり・ほの明るい・薄明るい・余光・薄明・かわたれ時・たそがれ・たそがれ時・残照・夕明かり・おぼろ・微光・ほのめく・薄ら日・ほのぼの・トワイライト/(2)希望・望み・期待・曙光しょこう・ホープ

こう‐めい〔クワウ‐〕【光明】

⇒こうみょう(光明)

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精選版 日本国語大辞典 「光明」の意味・読み・例文・類語

こう‐みょうクヮウミャウ【光明】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「みょう」は「明」の呉音 )
  2. ① 明るい光。光輝。
    1. [初出の実例]「夜来月照光明見、暁後風凉香気起」(出典:菅家文草(900頃)四・九日侍宴同賦仙潭菊)
    2. [その他の文献]〔荀子‐王覇〕
  3. ② 輝かしい栄光や、徳をたたえていう。
    1. [初出の実例]「先祖の光明をあきらかにして」(出典:史記抄(1477)三)
  4. ③ ( 比喩的に ) 逆境にあったり、どうしたらよいかわからないで迷ったりしている時に見いだす、希望や解決のいとぐち。
    1. [初出の実例]「かれは感情を披瀝(ひれき)する詩人としてより他(ほか)に光明を認め得るものはないと思った」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一七)
    2. [その他の文献]〔劉駕‐励志詩〕
  5. ④ 仏語。
    1. (イ) ( 「光」は太陽のひかり、「明」は月・星などのひかりの意 ) 光と明。
      1. [初出の実例]「おろかなるともがらは、仏光明をあやまりて日月の光明のごとく、珠火の光耀のごとくあらんずるとおもふ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)坐禅箴)
      2. [その他の文献]〔倶舎論‐一〕
    2. (ロ) 仏菩薩の心身からはなつ光。智慧や慈悲を表わす。
      1. [初出の実例]「光明満二法界一。一字務二律梁一」(出典:性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)

こう‐めいクヮウ‥【光明】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「めい」は「明」の漢音 )
  2. ① ( 形動 ) 明るいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「日月もひとしほ光明(こうメイ)なぞ」(出典:四河入海(17C前)二二)
  3. ② ⇒こうみょう(光明)

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普及版 字通 「光明」の読み・字形・画数・意味

【光明】こう(くわう)めい

ひかり。光りかがやく。〔後漢書、南匈奴伝〕昭君の豐容(せいしよく)、宮に光す。景裴回(はいくわい)するに、左右を竦動す。見て大いにく。

字通「光」の項目を見る。

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世界大百科事典(旧版)内の光明の言及

【光背】より

…後光,御光ともいい,仏菩薩の放つ光明を象徴するもので,仏教彫刻や仏教絵画においては必ずこれが表現されるのはインド以来の伝統である。仏の光明は色光と心光とに分けられる。…

※「光明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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