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公武合体 こうぶがったい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

公武合体
こうぶがったい

江戸時代末期における政治運動の一つ。「公」は公家すなわち京都の朝廷を,「武」は武家である江戸の幕府をさす。朝廷と幕府との合体は,本質的には朝廷が古来から日本民族統合の権威的象徴であり,権力を掌握した幕府がその統治権を正統化して支配体制を強化する目的で朝廷の権威を制御しつつも利用しようとしたことに始る。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

こうぶ‐がったい【公武合体】

江戸末期、朝廷幕府とが一致して外敵の難を処理し、同時に幕府の体制の立て直しを図ろうとした構想。大老井伊直弼(いいなおすけ)の死後、老中安藤信正らが主張、和宮(かずのみや)降嫁が実現したが、のち、戊辰(ぼしん)戦争で討幕派に圧倒された。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

公武合体【こうぶがったい】

江戸末期の政治運動。1858年日米修好通商条約の締結以来動揺を続ける幕藩体制を,朝廷の伝統的権威と結びつくことによって建て直そうとした運動。1861年孝明天皇の妹和宮(かずのみや)の14代将軍徳川家茂への降嫁はこの運動の一つであった。
→関連項目安藤信正池田屋事件岩倉具視宇和島藩大久保利通久坂玄瑞坂下門外の変桜田門外の変島津斉彬伊達千広伊達宗城寺田屋事件長井雅楽中根雪江水戸浪士和歌山藩

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防府市歴史用語集の解説

公武合体

朝廷(公)と幕府(武)が協力して、政治を行うことを理想とする思想です。この思想を持つ公家などの働きによって、孝明天皇[こうめいてんのう]の妹の和宮[かずのみや]と将軍徳川家茂[とくがわいえもち]が結婚しました。

出典|ほうふWeb歴史館
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大辞林 第三版の解説

こうぶがったい【公武合体】

幕末期、朝廷の伝統的権威と結び付き、幕藩体制の再編強化を図ろうとした政治論、およびその運動。桜田門外の変後、和宮降嫁で具体化したが次第に行き詰まり、倒幕派に圧倒された。

出典|三省堂
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