初時雨(読み)ハツシグレ

デジタル大辞泉 「初時雨」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「初時雨」の意味・読み・例文・類語

はつ‐しぐれ【初時雨】

  1. 〘 名詞 〙 その年に初めて降るしぐれ。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「はつしくれふりそめしよりきくの花こがれしいろぞまたそはりける」(出典:躬恒集(924頃))
    2. 「はつしくれ、いつしかと気色だつに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)

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