デジタル大辞泉
「涙雨」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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なみだ‐あめ【涙雨】
- 〘 名詞 〙
- ① 悲しみの涙が化して降ると思われる雨。涙の雨。
- [初出の実例]「与作思へば照る日も曇る、関の小万が涙雨か」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま)
- ② 「うめわか(梅若)の涙雨」「とら(虎)が涙雨」などの略。
- [初出の実例]「都鳥今に吾妻のなみだ雨」(出典:雑俳・柳多留‐三七(1807))
- ③ ほんの少しだけ降る雨。
るい‐う【涙雨】
- 〘 名詞 〙 はげしく流れる涙。〔日葡辞書(1603‐04)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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