大洋(読み)たいよう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大洋(旧村名)
たいよう

茨城県中央東部、鹿島(かしま)郡にあった旧村名(大洋村(むら))。現在は鉾田(ほこた)市の南部を占める地域。旧大洋村は、1955年(昭和30)上島(かみしま)、白鳥(しらとり)の2村が合併して成立。2005年(平成17)鉾田町、旭(あさひ)村と合併して市制施行、鉾田市となる。東は太平洋の鹿島灘(なだ)、西は北浦に面する鹿島台地が大部分を占める。鹿島臨海鉄道大洗(おおあらい)鹿島線と国道51号、354号が通じ、鹿行(ろっこう)大橋で北浦対岸の行方(なめがた)市と結ばれている。かつては製塩が行われ、第二次世界大戦前まで地引網漁業が盛んであった。現在はメロン、トマトなどの施設園芸のほか、ニンジン、ゴボウ、ミツバなどの野菜類が栽培され、輸出用グラジオラス球根の特産地である。気候温暖のため、1980年代に別荘地が開発された。福泉寺(ふくせんじ)の木造釈迦如来(しゃかにょらい)立像は国指定重要文化財。[櫻井明俊]
『『大洋村史』(1979・大洋村)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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