妖麗(読み)ヨウレイ

デジタル大辞泉 「妖麗」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「妖麗」の意味・読み・例文・類語

よう‐れいエウ‥【妖麗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) なまめかしく、あやしいまでに美しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「已過芳草碧波瀕、漸入六街妖麗春」(出典:鴨東四時雑詞(1816))
    2. 「読者の心目を眩惑するに足る妖麗(エウレイ)な彼の叙述が」(出典:思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石〉二〇)
    3. [その他の文献]〔陸機‐擬東城一何高詩〕

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普及版 字通 「妖麗」の読み・字形・画数・意味

【妖麗】よう(えう)れい

なまめかしく美しい。また、その女。晋・陸機〔擬古詩、十二首、東城一に何ぞ高きに擬す〕京洛、妖麗多し 玉顏、瓊(けいずい)に(ひと)し

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