平気(読み)ヘイキ

デジタル大辞泉 「平気」の意味・読み・例文・類語

へい‐き【平気】

[名・形動]
1 心に動揺がないこと。落ち着いていること。また、そのさま。平静。「何が起きても平気だ」「平気なふりをする」
2 気にかけないこと。心配しなくともよいこと。また、そのさま。「平気でうそをつく」「君になら平気で何でもいえる」
3 太陰太陽暦で二十四節気を定めるのに、冬至から始まる1年間を時間によって等間隔に分ける方法。初期の暦法。平気法。→定気ていき
[類語](1)(2)平静・冷静・事も無げ・平ちゃら・平気の平左・無頓着むとんじゃく・大丈夫・悠然・泰然・自若じじゃく・平然・冷然・恬然てんぜん・けろりと・しれっと・しゃあしゃあ・ぬけぬけ・のめのめ・おめおめ・事ともせず・何のその・何処どこ吹く風・屁への河童かっぱ・痛くも痒かゆくもない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平気」の意味・読み・例文・類語

へい‐き【平気】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 病気が回復に向かう気配。
    1. [初出の実例]「日来煩時疫、今暁不覚、个千如、其後有二平気一、今日当七日云々」(出典:小右記‐長和四年(1015)六月二五日)
  3. ② 心気をたいらかに落ち着けること。心に動揺のない平静な気持。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
    1. [初出の実例]「虚心平気にしてそれぞれの文意の軽重を得に非ずんば」(出典:大学垂加先生講義(1679))
    2. [その他の文献]〔荘子‐庚桑楚〕
  4. ③ ( 形動 ) 物に動じないこと。平然としていること。無頓着なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「久しひものと云かほ、平気で来り」(出典:洒落本・傾城買四十八手(1790)見ぬかれた手)
  5. ④ ( 形動 ) 尋常であること。なまやさしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「ほんまの嘘のと云ふ平気ではない。理を非に抂(ま)げても」(出典:歌舞伎・思花街容性(1784)序幕)
  6. ⑤ 旧暦の一年を、各一五日ずつの二十四節気に平分すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「平気」の読み・字形・画数・意味

【平気】へいき

気を静める。〔荘子、庚桑楚〕靜かならんと欲すれば則ち氣をらかにし、ならんと欲すれば則ち心に順(したが)ふ。爲すりて(適)當ならんと欲するときは、則ち已むを得ざるに(よ)る。

字通「平」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平気」の意味・わかりやすい解説

平気
へいき

太陰太陽暦において二十四節気を定めるのに,太陽の平均黄経を用いる方法。太陰太陽暦の初期にはこの方法が用いられたが,17世紀頃 (日本では 19世紀) から真太陽の黄経を用いる定気に切替えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む