絶妙(読み)ゼツミョウ

デジタル大辞泉 「絶妙」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐みょう〔‐メウ〕【絶妙】

[名・形動]この上なく巧みですぐれていること。また、そのさま。「絶妙な(の)演技」「絶妙な(の)タイミング
[派生]ぜつみょうさ[名]
[類語]上手素晴らしい巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い素敵すてき見事みごと立派最高卓抜秀逸結構目覚ましい輝かしいたえなるえも言われぬ上出来上上物の見事結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える水際立つめぼしい目立つ引き立つ顕著著しい際立つ光る目を引く人目を引く人目につく目に立つひときわ主立つとりわけ値千金掛け替えのない群を抜く卓出卓越卓絶逸出抜群抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡出色傑出一日いちじつの長素人離れ玄人はだし超人的

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精選版 日本国語大辞典 「絶妙」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐みょう‥メウ【絶妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて巧みであること。この上もなくすぐれて巧妙であること。また、そのさま。至妙
    1. [初出の実例]「源亜将軍頻投瓊章。絶妙奇珍、無於世〈略〉橘在列」(出典扶桑集(995‐999頃)七)
    2. 「筆跡絶妙驚目者也」(出典:実隆公記‐長享二年(1488)一二月九日)
    3. 「然るを世人定家卿を尊信するの余りに、後京極の歌の絶妙なる事を知らずして」(出典:国歌八論(1742)準則)
    4. [その他の文献]〔北斉書‐鄭述祖伝〕

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普及版 字通 「絶妙」の読み・字形・画数・意味

【絶妙】ぜつみよう(めう)

はなはだすぐれる。〔北斉書述祖伝〕能く琴を鼓す。自ら吟十弄をる。云ふ、嘗(かつ)て人の琴を彈ずるをみ、寤(さ)めて寫し得たりと。當時以て妙と爲せり。

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