流麗(読み)リュウレイ

デジタル大辞泉 「流麗」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「流麗」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐れいリウ‥【流麗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) なめらかでうるわしいこと。詩・文などがよどみなく美しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「余━ぬたではで、うつくしう流麗にするぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一)
    2. 「其愛国心に富めると文章の流麗なるとには」(出典:条約改正論(1889)〈田口卯吉〉)
    3. [その他の文献]〔蘇軾‐和子由論書詩〕

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普及版 字通 「流麗」の読み・字形・画数・意味

【流麗】りゆう(りう)れい

なだらかで美しい。唐・元〔唐の故(もと)工部員外郎杜君(甫)の墓系銘序〕子美(杜甫)に至りては、~顏(延之)・謝(霊運)の高を掩(おほ)ひ、徐(陵)・(信)の麗を雜(まじ)ふ。

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