デジタル大辞泉
「渋る」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しぶ・る【渋】
- [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
- ① 事物がつかえがちになったり、なめらかに進行しなくなったりする。すらすらと動かなくなる。
- [初出の実例]「輪が泥がねばいほどに輪がしぶるなりぞ」(出典:京大図書館本周易抄(1477)六)
- 「猶好句あらんとすれば、却て句しぶり」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)修行)
- ② 気がすすまなくなる。ためらう。
- [初出の実例]「いかにせん、こたみはよにしぶらすべくもものせじと、おもひさはぐほどに」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
- 「左衛門督なども、いたくしぶりしを、制しの給などして、おとどのし給へるぞかし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)
- ③ 渋り腹になる。
- [初出の実例]「しょんちょとしぶり、ほがみさしつつこときりきりと病む」(出典:御伽草子・福富長者物語(室町末))
- ④ 体の機能が不調になり十分働かなくなる。しびれる。
- [初出の実例]「眼しぶりかゆく、胸をどりさわぎ、臂いたみあがらず已上皆たんのしわざなり」(出典:全九集(1566頃)四)
- [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 あるものごとに対して、したくないという態度を見せる。
- [初出の実例]「途中で引き揚げることをしぶるし」(出典:ハッピネス(1973)〈小島信夫〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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