入組む(読み)イリクム

デジタル大辞泉 「入組む」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「入組む」の意味・読み・例文・類語

いり‐く・む【入組】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 物事の性質構造などが複雑になっている。こみ入る。錯綜する。ごたごたする。いれくむ。
    1. [初出の実例]「山やなんどの入くうで頽て聳たるを云ぞ」(出典:四河入海(17C前)八)
    2. 「昨夕(ゆうべ)本田さんと何だか入組みなすったさうだけれども」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android